トラウマって何？と聞かれたら
多くの人が答えるのは、過去の嫌な出来事。
と思います。
それは、忘れられないいやの事と分類できます。
本当のトラウマは、自分でも思い出させない、思い出したくない事柄です。
だから、何かわからないけど・・・怖い！嫌！と言うものだと思います。
だから多いのは、過去の教えられ方で
ある状況が嫌いになると言うものです。
そして、思い込みが根づいてきます。
それで、今回は思い込み、価値観や考え方の出来かたです。
例えば、5歳ぐらいの女の子が
お母さんに好きなものを買ってあげる
と、言われ嬉しそうに探しています。
「これ欲しい！」
と、欲しいものを見つけて
何かを手渡しています。
すると、お母さんは
「こんな変なのダメ！！
こっちにしなさい！」
と、怒って言ったんですね。
カウンセリングをやっていると、
”子供の頃に辛かった経験が原因で
自分を小さくしてしまい、人の顔色をうかがうことに
なっている人が少なくありません。”
この場合、お母さんに
自分の好きなもの、ほしいものを否定されたましたね。
これで女の子がお母さんから与えてもらう
愛情に限界を感じてしまった
という可能性があるんですね。
たった１回でそうなることはありませんが、
子育て中、かなりの頻度で、親は自分の好みを押し付けてきます。
まあ、周りの社会もそうなんですけど・・。
親が思うより子供は、言葉の意味を
よく理解し、心の奥にしみ込ませながら生きているようです。
たった一言と思うかもしれないけれど、
心には深い傷ができてしまったように思うんですね。
子供の心は、初期化された
パソコンのようなものかも知れません。
最初は白紙の状態ですが、
どんどんいろんなことがインプットされていきます。
あなたも
ご両親から言われた一言、
大人から言われた一言、
お医者さんから言われた一言、
友達から言われた一言、
それが
間違った思い込みを作ってしまう
場合もあるんですね。
本当は改善できる病気なのに
改善できないと思い込んでいたり、、
だから、
やる気が起きない、
なんてケースもあるわけですね。
それを
最適な状態にしていって
症状を治していくのが
カウンセリングなんですね。
最初から正しいことを
インストールできたらいいのになぁ～。
と、思わずにいられないです。が、
それもまた、その人の境遇で表れ方が違います。
あなたには、どんな思い込みがありますか？ |
